今年2回目の内視鏡検査
今日はS病院で、超音波検査機能がついた内視鏡の検査です。
仕事は午前中お休みをいただきました。
超音波検査では、内視鏡の目視だけではわからない、カルチノイドがどこまで深く浸潤しているか調べ、今後どのような治療をすべきか知るのが目的です。
ただ、超音波検査機能付きの内視鏡は、通常の内視鏡よりすこし太いそうなので、苦しい検査にならないか、そこだけが心配です。
S病院で受付を済ませ、内視鏡検査室に向かいます。
内視鏡検査室につくと、看護師さんから、検査着に着替えるよう言われ、ロッカーで着替えます。
待合スペースで待っていると、看護師さんから呼ばれ、
”点滴をしますので、ここにお座りください”
と言われます。
人間ドックと違い、注射ではなく、点滴で鎮静剤を入れるようです。
(太い内視鏡だから、鎮静剤の量も多いのかな??)
点滴をはじめてから暫くして、違う看護師さんがやってきました。
”のどの麻酔をしますので、口を開けてください。今から、歯医者さんで使う麻酔をのどに入れますので、飲み込まないでそのままにしてください。”
と言われ、スプレーのようなもので、のどの奥にゼリー状の薬を入れてくれました。
2~3分後、看護師さんから、飲み込んでいいですよと言われ、麻酔ゼリーを飲み込みます。
検査室に通され、いよいよ検査です。
内視鏡をのどに入れていきますが、今回は点滴をしているせい(?)か、人間ドックより大変ということはありません。
暫くして、無事、検査は終わったようです。
検査後、しばらく休み、医師の先生との面談です。
先生の口から、
”思った通り、腫瘍自体は小さいんですけど・・。”
とちょっと歯切れのよくない言い方。
”十二指腸は薄くて手術が難しい臓器なんですが、今回の腫瘍は出来ている場所がちょっと・・、手術が難しいですね・・。”
(え??、手術できないってこと??)
”場所が良ければ、内視鏡で、MSRか、ESDできるんですが・・。この場所はかなり難易度が高いんですね。今、この手術を安全に行える医師がこの病院にはいないんですよ。うちだけでなく、多くのところで、開腹手術と言われると思いますね。”
(内視鏡がダメ?これは予想していなかった・・。)
先生に、内視鏡手術を行える病院があるか質問します。
先生からは、
”K病院であれば、権威の先生もいて、手術数も多いですし、できるかもしれないです。”
言われます。
S病院も大病院ですが、K病院は都内にある、日本を代表する大病院の1つです。
開腹でなく、内視鏡で手術できるのであれば、仕事のこともあるので、ぜひ内視鏡で治したいです。
先生に、K病院への紹介状を書いてもらうことはできるか聞いてみます。
先生からは、
”わかりました。では紹介状を書きますね。あと、K病院を予約するのは大変だと思うので、予約もこちらでとりましょう。”
と言っていただきます。
(予約?そこまでやってくれるのは予想外・・。)
S病院には、他病院と連携してくれるチームがあり、そこで予約を取ってもらえるそうです。
あと、保険のこともあるので、診断書を書いてもらえるか確認します。
それについては、書類課でお願いしてくださいと言われました。
先生との面談が終わりました。
K病院か・・・。ちょっと家から遠いけど・・。
まあ、都内だからまだいいか・・。
そんなことを思いながら、K病院の予約をしてくれる窓口に行き、希望の日時を伝えます。
予約できたかどうかの結果は、電話で教えてくれるそうです。
(当日中に、S病院から予約がとれたという電話がありました。数日後、郵送で、紹介状や予約関連の書類も送られてきました。)
その後、文書課に向かい、窓口で生命保険会からもらった書類を渡し、診断書の記述をお願いします。
こちらは2週間くらいで、自宅に郵送で到着するようです。
次の診察はK病院です。
K病院でも内視鏡ダメって言われたら・・。
だんだん不安になってきました。(^^;)