十二指腸にカルチノイド(NET)が見つかりました。

カルチノイド発見から治療までの体験をブログに記録します。

組織検査の結果

先週末はキスつりに行ってきました。

 

20匹近く釣れ、楽しい釣りでした。

それでもふと、週明けの組織検査結果の医師面談が気になります。

ちなみに、キスはテンプラ&刺身にして、家族で美味しく頂きました。

 

そして、いよいよ週明けになりました。S病院に向かいます。

 

S病院の受付。名前が呼ばれました。

 

説明してくれる医師は、人間ドックのときに内視鏡で診察してくれた医師でした。

 

先ず医師から、

 

”連絡が来て驚きました?こんな連絡がくると心配になるよね。”

 

との一言。

 

(そりゃそうですよ!!)

 

そして続けて、

 

”まあ、あんまり心配しないでください。癌とか重大なものではないので、人生がかわるようなことはないですよ。あっはっは。”

 

(じゃあ何?)

 

”端的に言うと、十二指腸に極小のカルチノイドという腫瘍の一種がみつかりました。カルチノイドは癌ではなく、いわゆる「癌もどき」です。転移の危険はあまり無く、1年位ほっておいてもまあ特に問題無い腫瘍です。でも、十二指腸のカルチノイドはかなり珍しいですよ”

 

(カルチノイド?なんじゃそれ・・。)

 

”まあ、カルチノイドは、昔は良性と思われてたんだけど、最近になって転移することなどがわかり、低悪性の腫瘍に分類されるようになったものです。あと、最近ではカルチノイドという名称は使わず、NETと呼ぶようになっています。あなたの場合は、NETでも一番症状の軽い、NET G1と呼ばれるものです。”

 

確かに、組織検査結果の紙には、”NET G1”と書かれています。

私からは、治療したほうがいいのか?、そして治療法を質問しました。

 

医師からは、

”低悪性といっても、悪性は悪性なので、いつか治療したほうがいいと思います。ただ、すぐに治療すべき、というものではないので、仕事や旅行予定の調整がつくときに治療すればいいと思います。

治療ですが、外科的な方法で除去、になりますが、まあ担当するお医者さん次第ですが、内視鏡でいけると思います。私なら、まず内視鏡でトライすると思います。

ただ、カルチノイドは癌と違い、初期でも、上皮(表面)ではなく、その下にあるのが特徴なので、ちゃんと超音波やCT検査で、どこまで深くはいっているか調べてから治療計画を作る必要があります。”

 

私からは、内視鏡でできない場合、腹腔鏡や開腹になるのか質問します。

 

”十二指腸へ腹腔鏡でアプローチするのは難しいので、開腹になりますね。”

 

だいたい状況は理解できました。

 

すぐに対応しないといけないものではないということはわかりましたが、低悪性といっても、悪性のものを経過観察する理由も無いと思いました。

 

そこで、医師に、この病院で治療を受けたいと言い、消化器科の診察の予約をして面談を終わりました。

 

すぐに、妻にLINEで、癌ではなく、カルチノイドというあまり心配することのない極小の腫瘍があった、と伝えました。

 

次回は消化器科です!

 

癌ではありませんでしたが、悪性腫瘍と言われると、やはりいい気分はしません。。